パリの観光地にいる詐欺・スリ・窃盗集団?”ロマ”・”ジプシー”とは?対処法も!【フランス】

こんにちは!
今回は観光大国フランスのパりで続出する詐欺・スリ・窃盗被害について。
特に多いのが
“ロマ”・”ジプシー”と呼ばれる集団!
お決まりの手口で、あらゆる観光地に出没!
その手口と対処法をご紹介いたします!
“ロマ”・”ジプシー”とは?

ロマとは?
ロマとは、ロマ人のことで、移動型民族のことを指し、最も北インドの地の出身者の事を云う。
独自の文化や音楽、舞踊を持ち、世界各地に散らばっていった彼らは、
その影響力を世界の各地に与え、彼らの舞踊は、フランメンコダンスの原型になったともいわれる。
主に彼らは、音楽や舞踊で生計を立ている。
(今日では定住し、さまざまな職についている場合も多くあるという。)
北インドとは、”ラジャスタン”地域のことで、
現代でも、”ラジャスターニー”と呼ばれ、独自の音楽や文化がある。
ジプシーとは?
ジプシーとは、ロマ同様、移動型民族のことを云う。
現在は主にヨーロッパに住んでいるようだが、
その由来は、「エジプシャン」の頭の部分が取れ、「ジプシー」になったとされる。
すなわち、エジプトから来たという説が濃厚である。
ジプシーも特有の音楽があり、街角などでショーをして稼いでいたといいます。
ロマとジプシーの違いは?
ロマとジプシーの違いは、諸説ありますが、
【ロマ(ロマ人)】
→北インドを起源とする移動型民族
【ジプシー】
→エジプトを起源とする移動型民族
ということでしょうか。
専門家ではないのではっきりとはわかりませんが、個人的なこのように認識しています。
※ロマやジプシーに関しての情報が無数にあり、表記方法も様々あるため、個人の解釈、認識でいいと思います。
ただし、海外で”ジプシー”という意味は、”差別的意味を持つ”ということをお忘れなく。海外ではあまり口にしないほうがいいでしょう。
“ロマ”・”ジプシー”の特徴
彼らは、エッフェル塔・凱旋門・サクレクールなど、
多くの観光地で犯行を行っています。
以下のような特徴があるので、被害を減らすために、抑えておきましょう!
特徴①”肌が浅黒い”

真ん中にいる、ボードを持っている彼女がジプシーです。
東ヨーロッパの人々だといわれていますが、実際はどうなのでしょうか?
確かに外見は、そんな気がします。
特徴②”子供”

ジブシーのほとんどが子供です。
おそらく10歳~15歳くらいまでの女の子です。
特徴③”署名のためのボードを保持”

こちらの大きく映る女の子。(大人に見えますが子供です)
左手に持っているのは“署名のサインボード”
これを持っている子はほとんどがジプシーです。
“ロマ”・”ジプシー”の詐欺・スリ・窃盗手口
“ロマ”や”ジプシー”は今日、社会的迫害を受けているようで、仕事につけず生活に困っている人たちが多くいるそうです。
そんな彼らは、観光客を狙って詐欺・スリ・窃盗を行っているという情報が相次いでおり、窃盗集団と呼ばれるようになってしまっています。
犯行手口

手口はとてもシンプル。
“署名を求めてきて。書いている間に物を盗む”
というもの。
~実際の犯行での会話~

Speak English?

Yes!(or No)

OK! Sign Please here !

OK! I am…
(ゴソ…ゴソ…ゴソ…)


I am KENTA NONAKA….Finish!

OK! Thank you very much! Bye!
・・・・・・・

あれ?!?!携帯と財布がない!!!
~犯行終了~
となるわけです。
署名をしているうちに、ボードの下からポケットに手も入れたり、背中のリュックから荷物を盗まれています!
※しかも相手は複数のことが多いので、前に気をとられていたり、気づくのが難しいと思います!
“ロマ”・”ジプシー”の窃盗集団に遭遇時の対処法と予防
対処法①”無視する”
対処法1つ目は無視することです!
彼らが一言目に、
「Speak English??」
と行って来たらアウトです!
この時点で、無視してください!
対処方②”NON!と強く言う”
無視しても離れていかなかったら
“NON!”と強く怒鳴ってください!
“NON!”はフランス語で、そのまま”NO”という意味です。
僕はこれで、2,3人諦めさせることができました!
対処法③”走って逃げる”
それで付いて来る場合は、走って逃げましょう!
ただし、観光客がたくさんいる方や、近くに警察がいたらその人のほうへ逃げてください!
彼らも大きな問題にはしたくないです。
予防①”バックに鍵を付けておく”
彼らは署名中に盗むので、バックに鍵をつけておくことをおすすめいたします。
※ジプシーに限らず、旅行中は施錠おすすめ。
予防②”ポケットに物を入れない”
彼らは平気で、ポケットにも手を突っ込んできます!
貴重品は必ずバックの中に入れて、鍵をしておきましょう!
KENTAも5人のジプシー襲撃された!
実際に僕も、凱旋門の近くでジプシーに襲撃されました。
しかも一気に“5人”!
半端なかったです!!
~KENTAのジプシー実体験~

Speak English?

・・・・・

Speak English?

・・・・・

Write Here!
バンッ!!
(お腹のところにサインボードを叩きつけられる)

?!?!?!

@#$*&%%$&^##$%^&
ガサガサガサガサッッ!!!
(服のポケットからバックを漁る)

Hey!!F○ck Off!!(とは言ってないです)

@#$*&%%$&^##$%^&
逃げ去っていくジプシーたち。
そして、ポケットをすべて確認。
何も盗まれてなかった!!
~KENTAのジプシー実体験終了~

とまぁ、このような出来事がありました。
ボードをお腹に叩きつけられ、腕を掴まれ、ポケットを漁られ。。
奇跡的に何も盗まれなかったので良かったです。
その他の観光地での詐欺?ビジネス?
手首にミサンガを巻いてくる

「メリークリスマーース!!」
とか
「ハッピーニューイヤー!!」
とかいろいろ行事ごとを絡めてミサンガを巻いてきます。
その後、お金を請求されるので、不要の方はしっかり断りましょう!
お土産売り

観光地では、よく黒人さんがいろいろなお土産の品を売っています。
個人的にですが、こちらは値段も別に高くないですし、料金も書いてあることが多いので、詐欺とは思いません。
安くお土産の品を買いたい方には、むしろおすすめです!
まとめ
今回は、”ロマ”・”ジプシー”についてご紹介させていただきました。
素敵なルーツを持つ彼らが、このような犯罪行為に及んでしまうことは少し寂しいですね。
ただ、実際に観光地で多発しているので、旅行者の方は気を付けて下さい!
楽しむために気を付けるべき点として参考になれば嬉しいです!
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
みなさんが無事にパリ観光できますよーに☆