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知らないと損する!海外のATMキャッシング方法と注意点!

KENTA
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こんな人におすすめの記事
  • 海外でATMキャッシング方法が知りたい
  • 海外で現地通貨をクレジットカードで引き出したい
  • 「Decline Conversion」と「Accept Conversion」どっち?

海外で現地通貨を手に入れる方法として、「ATMキャッシング」はがあります。

クレジットカードさえあれば、どこの国にいても、すぐにATMでお金を下すことができて非常に便利です。

ただし、利用方法を間違うと過度な手数料を請求されることもあります。
※日本円約10万円の引き出しで約5000円の手数料も支払う可能性も。

大きな損をしないためにも、事前にしっかりとした知識を身につけておきましょう!

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海外で現地通貨を引き出す「ATMキャッシング」とは?

まず、大きくクレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。

  • 「ショッピング枠」=買い物するための枠
  • 「キャッシング枠」=現金を手に入れることができる枠

「キャッシング」というのは、クレジットカード付帯されている機能の一つで、「現金化」すなわち、現金を手にすることができます。

例えば、海外で買い物をしようとした時に、クレジットカードで買い物ができる、ということはみなさん知っていると思います。これは「ショッピング枠」です。

しかし、海外では、現金が必要にあるときがあります。
例えば、「小さい商店での買い物で現金のみの支払い」「レストランのカードの機械が故障していた」「家賃を支払うのに現地の銀行口座がまだないので現金が必要」などなど様々あると思います。

こういった時にクレジットカードの「キャッシング枠」を利用して、ATMから現地のお金をサクッと引き出すことができるというわけです。

口座の引き落としは、ショッピングをした時と同様に、登録している日本の銀行から引き落としされるため、究極的にいうと、日本の銀行口座に入っているお金を、クレジットカードを通して現地通貨に両替し、現地のATMでお金を引き出すということです。

海外でのATMキャッシングのメリットとデメリット

海外で、ATMキャッシングする場合の「メリット」と「デメリット」も理解しておきましょう。

海外のATMキャッシングのメリット

メリット
  • 両替のレートが比較的よく、手数料が安い
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • 両替所での面倒な交渉が不要

両替のレートが比較的よく、手数料が安い

海外のATMキャッシングは、空港での両替や、銀行での両替よりは、比較的両替のレートが良く、ATM手数料がかかるにしても最終的に手元に入る金額は良いです。

ただし、しっかりとした利用方法を知らないと、過度の手数料を取られることになるので注意しましょう。
その方法については後述します。

大金を持ち歩く必要がない

海外旅行で、多額の現金を持つのは、怖いと思いますし、正直、安全とは言えないでしょう。

現金の場合、盗まれても保険が効きませんが、クレジットカードの場合は、利用の即停止もできるので安全です。

両替所での面倒な交渉が不要

これは、どこの国に行くかにもよりますが、僕がよく行くインドでは、両替のレート交渉が毎度毎度超大変です。笑

しかも、5万円渡したの「4万円しかないぞ!」っていう面倒な詐欺行為ともおさらばです。!

海外のATMキャッシングのデメリット

デメリット
  • ATMが必須
  • スキミングやカード飲み込みの可能性
  • 極悪レートがある

ATMが必須

海外でキャッシングするには、絶対的に「ATM」が必要になります。

これがない場合は、全く意味をなさないので、ご注意ください。

スキミングやカード飲み込みの可能性

キャッシングにおいて、一番最悪のケースがこちら「スキミング」「カード飲み込み」の危険性。

「ATMにカードを入れたら、情報を抜かれて多額の請求が来た…」
「ATMにカードを入れたら、カードが出てこなくなった…」

ということが起こる可能性が0ではありません。

周りに人がいないことを確認する、暗証番号が見えないように手で隠しながらPINを打つなど、利用時には、注意しましょう。

万が一、カードが飲み込まれた場合は、ATMの会社に連絡し、即利用停止しましょう。

極悪レートがある

キャッシングをする際に、ATMによっては極悪レートを提示してくる場合があります。

10万円引き出しで約5000円の手数料がかかることも…

これに関しては、しっかりとしたキャッシングの利用方法を学ぶことで防止できます。

防止策に関して、次から、「正しい海外キャッシング方法」と併せて、写真付きで詳しく解説していきます。

海外でのATMキャッシングの方法と、極悪レートへの対処法

今回ご紹介する方法は以下の条件です。

今回の紹介するATMキャッシング方法の条件
  • クレジットカード=「エポスカード」
  • クレカの種類=「VISA」
  • ATM=カナダの「CIBC銀行」

はじめに、VISAの公式動画を見ていただき、その後に現地での実際の写真を用いて再度解説していきます。

VISAの公式動画

海外のATMでのキャッシング方法

それでは実際の「CIBC銀行のATM」で、写真付きで解説していきたいと思います。

カードを挿入したら、言語選択で「英語」または、あれば「日本語」を選択。

「PIN」を入力します。

「PIN」の入力方法は、手元にキーボードかあるので、こちらを利用します。
「PIN」を入力したら、緑の「OK」ボタンを押します。

ここで通常は「withdrawl」と選択画面が出て、選択した後に「Credit Card」を選択

指定された金額のものを選択し「OK」を押す。
指定された金額以外で引き出したい場合は、キーボードで金額を入力して緑の「OK」を押します。

ここで、引き出したい金額を再確認するのと、C$3.00(カナダドル)のATMの手数料が発生する、というのを確認し、「Accept」を選択

ここからの最後の質問に要注意!!

最後にこのような、画面が出ます。ここで注目してたいのが、

Decline ConversionAccept Conversion

というもの。

このどちらかを選択すれば、お金がATMから出てくるわけですが、この質問の答えを間違えないようにご注意ください!

「Decline Conversion」?「Accept Conversion」?どっちが正解?

「Decline Conversion」「Accept Conversion」どっちが正解??

一見何も知らずにいると、「Accept」を押してしまいそうですが…
そもそも、キャッシングする前には、キャッシングの換算レートがどのように決定するのかを知っておくことが重要です。

キャッシングの換算レートの決定方法

換算レートはVisa決済センターにご利用データが到着した時点でのVisaインターナショナルが指定するレートです。(カードのご利用日ではありませんので、ご注意ください)

引用:エポスカード公式HPより

決済の仕組みを知ったところで、「Decline Conversion」と「Accept Conversion」も見ていきましょう。

「Decline Conversion」と「Accept Conversion」について
  • 「Decline Conversion」
    ⇨Visaインターナショナルの指定レートで両替したいので、銀行さんが提示してくれるレートでのキャッシングはお断りします。
  • 「Accept Conversion」
    ⇨Visaインターナショナルの指定レートではなく銀行さんの提示してくれたレートでキャッシングします。

以下、イラストを描いてみたので、そちらを使って説明してみます。

【6月8日】(キャッシング日)、レートは「$1=100円」で「$1000」引き出しします。
【6月12日】(決済日)、レートは「$1=120円」で「12万円」の引き落としが確定。

=キャッシング日よりも、レート変動したので、「2万円ほど損した気分」です。

【6月8日】(キャッシング日)、レートは「$1=100円」ですが、銀行さんの提示する「$1=110円」に同意して、「$1000」を「11万円」でキャッシングします。
【6月12日】(決済日)、レートは「$1=120円」となりましたが、銀行さんのレートでキャッシングしていたので、「11万円」の引き落としに変動はなし。

=「Decline Conversion」と比べると、「1万円お得にキャッシングした気分」です。

全体を見てみてどうでしょうか?(絵の話ではありません)
一見「Accept Conversion」の方がいいように見えますよね??

でも、実際には、損をする可能性の方が高いんです!!

なぜ損をする可能性が高いのか?

なぜなら、Visaインターナショナルのレートが、こんな大きな単位で変動するのはごく稀だからです!

以前、僕が実際に引き出ししたデータがこちら。
※日本円で10万円分が約$1200(カナダドル)でした。

「Your account charge = 104,545円」とありますが、実際には、「99201円」(以下)で引き出ししています。
※利息の部分はどちらもほぼ同じです。

エポスからの実際の明細(換算日と換算レートの記載)

簡単に表にしてみます。

DeclineAccept
キャッシング日のレート0.012129
/82.444
(2019/11/30)
決まったレート0.012096
/82.667
(2019/12/01
=データ到着後)
0.011507
/86.903
(2019/11/30
=銀行の提示レート)
キャッシング日のレートとの差-0.000033=$3.3-0.000622=$62.2
公式レートと日本円の差 272円5405円

このようにみると、レートの差は歴然です。

圧倒的に「Decline」の方がお得ですよね。!

  • Decline」の場合
    ⇨換算日にでも大きなレート変動はなく、11/30(引き出し日)と12/1(換算日)を比べても272円程度の差額。
  • 「Accept」の場合
    ⇨結果的にかかる手数料が 5405

計算すると、「Accept」は「Decline」の額と比べて、「272-5405」=「5133円」も多く手数料がかかります。

よって、「Decline Conversion」と「Accept Conversion」が出てきた時は、

「Decline Conversion」を選択するのが正解!

※よっぽどのことがない限り、「Decline Conversion」を選択して問題はないかと思います。ただし、セ界大恐慌が突然訪れた場合は…責任を負いかねますのでご了承ください!

以上で、ATMからの引き出しが完了です!

キャンセルする場合は「赤い Cancel」のボタンを!

「Decline」って元々、「断る」っていう意味合いです。

キャッシング時に、なんとなく取引をやめたいな〜と思って「Decline」と書かれた、「Decline Conversion」を選択すると、上記の通り、取引が行われてしまいます。

もし、取引を中止したい場合は、、

必ず「Cancel」と書かれた赤いボタンを押しましょう!

これはATMキャッシングを行う際に絶対に知っておくべき事項です。

画面の「Decline」に惑わされないようにご注意ください!

海外でのATMキャッシングは事前に知識を入れておこう!

以上、キャッシングとは何か?から始まり、実際のATMの使用方法、さらに、重要な「Decline Conversion」と「Accept Conversion」について、詳しく解説させていただきました!

事前にATMの利用方法の知識を入れておくだけで、約5000円も損することなく、ATMキャッシングが利用できるかと思います!

海外でATMキャッシングは非常に便利です。海外渡航を今後予定されている方は、是非正しい使い方を知った上で、ご利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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フードトラックのインドカレー屋さん
【2017年に開設されたけんたのぶろぐに2023年よりヨメが参入しました】

インドで出会い、ふたりで旅をするように2年ほど海外生活を送った後、
長野県にある人口1500人の中山間地域へ移住。
フードトラックのインドカレー屋さんをオープン。
カナダワーホリの経験もあるため、本ブログではインド情報とカナダ情報を発信。
2023年11月より、待望の再渡印を迎える。
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