【インドコーヒー発祥の地】チクマガルル(Chikkamagaluru)とは?
- インドのチクマガルル(Chikkamagaluru)ってどんなとこ?
インドコーヒーの発祥の地「チクマガルル(Chikkamagaluru)」ってどんなところ?
最近話題を集めている、インドコーヒー。
今回は、インドコーヒーの発祥の地「チクマガルル(Chikkamagaluru)」についてまとめようと思います。
現地でコーヒー農園にも行ってきました。
「チクマガルル(Chikkamagaluru)」とは?
インドのチクマガルル(Chikkamagaluru)は、インドの南西カルナータカ州に位置する町で、豊かな自然、美しい景観、そしてコーヒーの生産で知られています。
自然が好きな人や、特にコーヒーが好きな人にとっては、ぜひとも訪れてほしい場所です。
また、標高も高く、避暑地としても人気があり、山の中にはたくさんリゾートやホテルがあります。
チクマガルルの場所
チクマガルルの行き方
チクマガルルへの行き方は、海沿いの街マンガロールか、大都市バンガロールからバスで行く方法がメインになります。
インドコーヒーの発祥の地「チクマガルル(Chikkamagaluru)」
インドコーヒー歴史
インドのコーヒーの歴史は、チクマガルルを中心に広がり、イギリス植民地政府のよって、インド南部でコーヒーのプランテーションが増えていきました。
その後、カルナータカ州全体に広がり、タミル・ナードゥ州やケララ州でも栽培が始まり、
現在大きくなったインドのコーヒー産業は、世界の中でもTOP10に入る生産量で、欧米市場にも輸出されています。
コーヒーのコーヒー発祥の地
チクマガルルを中心に広がりを見せた、インドコーヒーですが、
まさにこのチクマガルルは、「インドコーヒー発祥の地」としても知られています。
その始まりは、17世紀まで遡ります。
イスラム教の聖者ババ・ブーダンが、メッカ巡礼から帰国する際に7つのコーヒー豆を隠して持ち帰り、この地(チクマガルル)に植えたのが、インドにおけるコーヒー栽培の始まりとされています。
現代のインドコーヒー産業
現在のインドコーヒー産業は、輸出部門においては、世界でもシェアを獲得していますが、
近年では特に、インドの「スペシャリティコーヒー」、グレードの高いコーヒー豆の栽培も盛んに行われるようになってきていています。
その先駆けとなった、インド発のスペシャリティコーヒーブランド「Blue Tokai」は、国内で店舗を増やしていき、現在では、日本にも進出しています。
自然豊かな「チクマガルル(Chikkamagaluru)」
チクマガルル(Chikkamagaluru)は、西ガーツ一部で、緑豊かな山々、渓谷、滝に囲まれていて、トレッキングやハイキング、国立公園や周辺の自然保護区で多様な野生動物を観察をすることができます。
カルナータカ州で最も標高が高い山、「ムラヤンギリ(Mullayanagiri)」も、チクマガルルにあり、
標高1930mですが、頂上近くまで車で行けるので、駐車場からちょっとした階段を15分ほど登る、超身軽なハイキングで頂上まで行くことができます。
実際に僕もムラヤンギリの頂上まで行ってきました。
チクマガルルのツアーでは、お寺などの見学もありますが、メインは、「コーヒー農園の見学、トレッキング/ハイキング、滝でアトラクション、バードをウォッチング」といったように、自然に関するものが多いです。
避暑地としての「チクマガルル(Chikkamagaluru)」
チクマガルルの、10月〜2月は気候が非常に快適で、気温が15°Cから25°Cの範囲内で涼しく、旅行に最適です。
このシーズンに来る人たちは、上記のアクティビティはもちろん、リゾートやスパでリラックスして、静かな環境で新鮮をリフレッシュもするそうです。
特に少し高めのリゾート施設に宿泊し、美しい大自然を眺ながらのリラクゼーションやヨガは人気のようです。
大自然とインドコーヒーの地「チクマガルル(Chikkamagaluru)
以上、チクマガルルの紹介でした。
チクマガルルは、自然が豊かで、気候も良く、リフレッシュしたい旅行先としておすすめです。
また、コーヒー発祥の地であり、インドコーヒーの中心ということで、コーヒー好きには、ぜひとも訪れてほしい町です。
それでは、今回の内容が参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。