マンガロール料理とは?絶対外せない現地のおすすめレストラン【厳選5選】
- マンガロール料理って何?
- マンガロールでおすすめのレストランが知りたい
マンガロールは、美食の街って聞いたんだけど、「マンガロール料理」ってどんな感じなの?
「マンガロール料理」、なかなか聞いたことはないと思いますが、「南インドに位置するマンガロール(Mangalore)という地域の料理」のことを指します。
僕も現地に行くまでは全く知らなかったのですが、実際に現地で色々レストランに入ってみては、たくさんの美味しい料理に出会ったので、今回紹介していきます。
インドには、まだまだ知られていない食文化がたくさんあってめちゃめちゃ面白いです。
マンガロール料理とは?
「マンガロール料理」とは、インド南西部のカルナータカ州に位置する「マンガロール(Mangalore)地域の伝統的な料理」です。
海に面した街なので、海産物を多く使用し、ココナッツやスパイスを使った風味豊かな料理が特徴です。
海産物は、魚だけではなく、エビやカニ、イカなども使われます。
また、海産物だけではなく、チキンやマトンなど肉料理の人気で、バラエティー豊かにその食文化を楽しむことができます。
主食は、お米で、どこのお店でもミールス(カレー定食)を頼めば、基本的には、お米が出てきます。
一方で、米粉を使用した、米粉ドーサ(北インドでいうチャパティ的立ち位置)のようなものも食べることができます。
マンガロールは、「美食の街」とも言われているそうですが、バリーションも豊富で、その名の通りだと思います。
ここからは、現地食べた美味しいマンガロール料理を、おすすめレストランと合わせてご紹介していきます。
現地マンガロールのおすすめレストラン5選
- 「Hotel Narayana」
- 「GiriManja’s」
- 「Machali」
- 「Vanas Mangalore」
- 「Shetty’s Kori Rotti」
「Hotel Narayana」
「Hotel Narayana」のは、BUNDERエリアにあるレストランで、フィッシュミールスが人気のお店です。
マンガロールの基本の注文の仕方は、「ミールス」+「メインディッシュ」という感じで、
メインディッシュは、この写真の中から選びます。
※右のレシートは、それぞれの値段が書かれたものです。
注文したのは、僕と嫁の分で「ミールス×2」と、メインディッシュとして、「Bangude×1」「DISCO×1」を注文しました。
出てきたミールスがこちら。
【左上】=アチャール
【左下】=ココナッツミルクベースのフィッシュグレイビー
【中心】=ホワイトライス、
【右上】=パリヤ(ポリエルのことかな?)
【右下】=DISCOのTawa Fry (メインディシュ)
ココナッツミルクベースをライスにかけて、ご飯と混ぜながら、パリヤ、DISCOと一緒に食べていきます。
ココナッツミルクベースのグレイビーは、酸味が効いていて、さっぱりとして食べやすい。
そこに、DISCOのTawa Fryをミックスすると、さっぱりまろやかなグレイビーと、香ばしいスパイスフィッシュフライが最強にマッチング。
この組み合わせは、初めて食べましたが、めちゃめちゃ美味しい。
パリヤは、southekayiと言われているマンガロールキュウリをマスタードシードで炒めたもので、メインのフィッシュとグレイビーにも負けず、しっかりと存在感を出してきます。
アチャールは、かなり酸っぱめだけど、お口直し的立場で、バッチリ。
(初めは全然食べられなかったアチャールも好きになリました。)
ちなみに、このDISCOに降りかかっている、クリスピーフライドマサラがバケモン級に美味しいです。
とんでもない衝撃を受けた、マンガロールミールスは、美味しすぎて一瞬で完食しました。
マンガロールに来たら「Hotel Narayana」は、絶対に行って欲しいレストランです。
【Hotel Narayanaの場所】
【Hotel Narayanaの詳細】
名称 | Hotel Narayana |
住所 | MPT Road, behind Indian Overseas Bank, Bunder, Mangaluru, Karnataka 575001 インド |
営業時間 | 12:00-15:30 19:00-21:30 ※日曜日は午前中のみ |
予算 | Rs200~Rs500 |
「GiriManja’s」
「GiriManja’s」も、BUNDERエリアにあるレストランで、この辺りで最も歴史のあるレストランの1つです。
メニューはこんな感じです、こちらも「ミールス」+「メインディッシュ」で注文します。
出てきたミールスがこちら。
【左上】=アチャール
【左下】=ココナッツミルクベースのフィッシュグレイビー
【中上】=ベジカレー
【中心】=パパド
【右上】=パリヤ(ポリエルのことかな?)
【右下】=ライス、ベジグレイビー、フィッシュグレイビー
ココナッツグレイビーは、そこそこ酸味が効いていて、その左側にかかっているダルカレーは、かなりさっぱりな味付け。
パリヤもベジカレーもかなりさっぱりな味付けで、美味しいけど、若干物足りなさがあル。
そこで、今回注文したメインディッシュの「Prawn Ghee Roast」が最強の仕事をしました。
フライされたエビが、マサラとギーと絡まって、濃厚かつリッチな甘辛い味付け。
このPrawn Ghee Roastのパンチ、アクセントが、さっぱりしたミールスを1段階上に引き上げてくれました。
他にも、いろんな種類のFish Tawa Fryがあるので、また次回食べてみようと思います。
【GiriManja’sの場所】
【GiriManja’sの詳細】
名称 | GiriManja’s |
住所 | Kalikamba Temple, Azizuddin Cross Rd, Bhavathi, Bunder, Mangaluru, Karnataka 575001 インド |
営業時間 | 11:30-15:30 |
予算 | Rs200~Rs500 |
「Machali」
「Machali」は、Kodailbailエリアにあるレストランで、オープンしている時間はずっと、観光客で賑わっている人気のお店です。
メニューはこんな感じです、こちらも「ミールス」+「メインディッシュ」で注文します。
出てきたミールスがこちら。
【上部左】=アチャール
【上中左】=ココナッツミルクベースのフィッシュグレイビー
【上中右】=小エビの炒め物
【上部右】=フィッシュカレー
【下部左】=豆と野菜の炒め物(Kottucurry)
【下部中】=ダルカレー
【下部右】=ライス
アチャールは結構酸っぱめ(Mangaloreのアチャールは、結構酸っぱめ?)。
ココナッツグレイビーは、魚の身も入っていて嬉しい。酸味は意外と控えめ。
小エビの炒め物がめちゃめちゃ美味しい。ドライの小エビを使ってると思うけど、マサラと絡めてあって、しっとりしててこれがまたご飯と合う。
右上のフィッシュカレーは、何かわからないけど、なんとなくゴア料理の「Reachado」に似ている味わい。
豆と野菜の炒め物(Kottucurry)は、初めて食べた味わいで、雛豆が入っていて食べ応えがある。(ベジの炒め物の無水のやつ結構好き。)
ライスはホワイトライスを注文して、その上にダルカレーをかけてもらったけど、ここのダルめちゃめちゃ美味しい。おかわりは自由なので、スタッフに声を掛ければもらえます。
嫁が大ハマりしただるカレーです。
メインのフライは、「DISCO」と「BANGUDE」のRava Fry。Tawa Fryとは違って、衣にセモリナ粉を使っていて、サクッとした食感がたまりません。
この「ミールス」×「メインディッシュ」のシステムを考えた人、マジで最強だと思う。
あっという間に食べ終わり、お店も21時ごろでしたが、まだまだお客さんが入っていました。
【Machaliの場所】
【Machaliの詳細】
名称 | Machali |
住所 | Behind Ocean Pearl, Sharada Vidyalaya Rd, Kodailbail, Mangaluru, Karnataka 575003 インド |
営業時間 | 11:30-15:30 19:00-22:00 |
予算 | Rs200~Rs500 |
「Vanas Mangalore」
「VANAS」は、Machaliから1.5キロほど離れたところにある、ローカルと観光客両方に人気のレストランです。
VANASのメニューはこんな感じです。
ここで変化球を加えます。
VANASで注文したのは、「Kori Rotti」を注文。
「Kori Rotti」とは、マンガロールの伝統的な料理の1つで、
「Kori=チキン」「Rotti=米粉のカリカリロティ」という意味で、セットで出てきます。
ココナッツベースのチキンカレーは、まろやかな口当たりと、ホット感(強めの辛味)がいい感じにマッチして、めちゃめちゃ美味しい。
正しい食べ方は、全部ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるみたいだけど、個人的には、Kori Rottiのパリパリ感が好きなので、少しずついただく。
少しずついただくとは言っても、手は止まらない。
さらに、マンガロールの伝統ドーサ、「Neer Dosa(ニールドーサ)と呼ばれる、浸した米を挽いて、作った薄くて柔らかいクレープのようなドーサ。
チキンカレーと合わせても相性抜群。
さらにもう一品。
こちらは、「Chicken Ghee Roast」、鶏肉をスパイスの効いた甘辛いソースと炒めたドライチキン。
ギーの風味がバシッと効いてて、これもまた美味しい。
だいぶコッテリなので、たくさんは食べれないけど、クセになる美味しさ。
【Vanas Mangaloreの場所】
【Vanas Mangaloreの詳細】
名称 | Vanas Mangalore |
住所 | Mallikatte, Kadri, Mangaluru, マンガロール Karnataka 575003 インド |
営業時間 | 12:00-15:30 19:00-22:30 |
予算 | Rs200~Rs500 |
「Shetty’s Kori Rotti」
最後にご紹介するとは、「Shetty’s Kori Rotti」というレストラン。
こちらは、Machaliからすぐ近くにあって、店構えは立派だけど、どちらか言えば、地元民が多いローカルレストラン。
実際に僕たちも地元の人におすすめされて来ました。
メニューはこちら。
店名は、「Kori Rotti」なので、「Kori Rotti」を頼まないわけにはいかない。
こちらの「Kori Rotti」、色味は少し薄いけど、安定に、まろや辛い(まろやかで辛い)。
実際に食べてみて、この組み合わせは、やっぱり最強です。
こちらは、「Chicken Ghee Roast」。
VANASのギーローストよりも、もう少し軽い感じで、ギーも甘さも丁度いい。
個人的には、こっちの「Chicken Ghee Roast」の方が好みで、これとまたKori RottiのRottiとめちゃめちゃ合います。
来るの早すぎて、ちょっと待たされた、の一コマ
ちなみにこの30分後、大量の地元民で、一気に満席になりました。
特に看板にもある通り「Student Only」で学割があるみたいで、、学生さんがたくさん来ていました。
このローカルレストラン、めちゃめちゃおすすめです。
【Shetty’s Kori Rottiの場所】
【Shetty’s Kori Rottiの詳細】
名称 | Shetty’s Kori Rotti |
住所 | Ground Floor, ibrose Commercial Complex, MG Rd, Mangaluru, Karnataka 575003 インド |
営業時間 | 11:00-15:00 18:00~23:00 |
予算 | Rs200~Rs500 |
未開のマンガロール料理を食べてみよう。
以上、マンガロール料理の紹介と、現地マンガロールのおすすめレストランの紹介でした。
インドの食文化として「マンガロール料理」という名前を聞いたことがある人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
僕も実際にマンガロールに来るまでは、全く知りませんでした。
でも、現地に来て、現地のレストランで食べてみたら、「こんな美味しい料理があったのか!」ってくらい、感動しました。
もしインドに来ることがあれば、ぜひ「マンガロール」に来てみてはいかがでしょうか。
マンガロールグルメ旅も、なかなかおすすめです。
- 「Hotel Narayana」
- 「GiriManja’s」
- 「Machali」
- 「Vanas Mangalore」
- 「Shetty’s Kori Rotti」
それでは今回の内容が参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。