エアチャイナ(中国国際航空)の荷物の全て「預け/機内持ち込み/乗り継ぎ/超過料金/楽器」徹底解説!
- エアチャイナ(中国国際航空)の荷物(預け/手荷物)について詳しく知りたい
- 乗り継ぎの場合の荷物はどうすれば良いのか知りたい
- エアチャイナで「ギター」は機内持ち込みできるのか知りたい
- エアチャイナの荷物に関する実体験を聞きたい
エアチャイナ(中国国際航空)の 機内持ち込みや、預け荷物の荷物について、詳しく教えてください。
今回体験してきたので、詳しく紹介するね!
航空券を予約する際、必ず気になる「荷物の内容」。
エアチャイナ(中国国際航空)に関して、実際に体験してきたので、ご紹介致します。
エアチャイナ(中国国際航空)の荷物は大きく分けて2つ
荷物の種類は大きく分けて基本的に2つ。
- 「機内持ち込み手荷物」(身体と一緒に、機内に持ち込みできる荷物)
- 「受託手荷物」(航空会社に運送を委託するもの。チェックイン時に預ける荷物)
いずれもサイズ・重量や規定があり、事前に確認が必要です。
エアチャイナ(中国国際航空)荷物のサイズ・重量・個数の規定
機内持ち込み手荷物の規定
機内持ち込み手荷物の規定に関しての内容は以下の通りです。
【機内手荷物の規定】
このほど、中国国際航空では、機内持ち込み手荷物のサイズ・重量の許容量を制限させていただくことになりました。ファーストクラス、ビジネスクラスのお客様は、お1人につき、1個当たりの重量が8kg以下の手荷物を2個までお持ち込みいただけます。エコノミークラスについては、お1人につき、1個当たりの重量が5kg以下の手荷物を1個お持ち込みいただけます。機内にお持ち込みいただける手荷物は、1個当たりの縦・横・高さの3辺が55cm・40cm・20cm以下で、座席上の共用収納棚か、前方座席下に収納できるものに限られます。これらの方法で収納できない場合、重量・サイズが超過している場合、または安全に支障がある場合は、受託手荷物としてお預かりさせていただきます。ー引用:中国国際航空公式サイトー
簡単にまとめると、以下の通り
サイズ | 重量 | 個数 | |
エコノミークラス | 縦・横・高さの3辺が55cm・40cm・20cm以下 | 5kg以下 | 1個 |
ビジネスクラス | 8kg以下 | 2個 | |
ファーストクラス |
エコノミーとビジネスに違いがあるのは、当然だね。
ただ、エコノミーで、パソコンやカメラを持ち歩く人がいたら、5Kg以下というのは少々大変かもしれませんね(^^;
ただ、この手荷物に関する「規定を大幅に超えた僕の実体験」は後述致します。!
受託(預け)手荷物の規定
受託(預け)手荷物の規定に関しての内容は以下の通りです。
【サイズ規定】
一般的な受託手荷物のサイズ:一般的な受託手荷物1個の長さ、幅、高さの三辺の和:60センチメートル(24インチ)以上、158センチメートル(62インチ、キャスターとハンドルを含む)以下。
手荷物1個が158センチメートル(62インチ)を超え、203センチメートル(80インチ、キャスターとハンドルを含む)以下の場合、別途手荷物超過料金を支払う必要があります。ー引用:中国国際航空公式サイトー
【重量規定】
ラグジュアリーファーストクラス、ファーストクラス、ビジネスクラスの手荷物1個の重量は2キログラム(4ポンド)以上、32キログラム(70ポンド)以下となります。
プラミアムエコノミークラス、スーパーエコノミークラス、エコノミークラスの手荷物1個の重量は2キログラム(4ポンド)以上23キログラム(50ポンド)以下となります。
手荷物1個の重量が23キログラム(50ポンド)を超え、32キログラム(70ポンド)以下の場合、別途手荷物超過料金を支払う必要があります。
すべてのクラスのお客様の一般受託手荷物1個の重量が32キログラム(70ポンド)を超える場合、一般受託手荷物は、2個に分けて受託する必要があります。ー引用:中国国際航空公式サイトー
【個数規定】
受託手荷物の個数の上限:お客様の受託手荷物の数量には制限はありません(一般手荷物および特殊手荷物を含みます)。
お客様が手荷物超過料金を支払い、無料受託手荷物や会員優待の範囲を超えて7個以上の有料超過手荷物(一般手荷物、特殊手荷物、事前支払済手荷物を含む)の運送を委託する場合、事前に営業部・空港内事務所へ申請し、運航便の積載量が許容する状況のもとで受託することができます。また中国国際航空は、上記の手荷物を委託した旅客の搭乗する航空機で目的地へ運送することを保証しません。ー引用:中国国際航空公式サイトー
簡単にまとめると、以下の通り
サイズ | 重量 | 個数 | |
エコノミークラス | 三辺合計158cm以下 (キャスター/ハンドルを含む | 23Kg以下 | 制限なし |
スーパーエコノミークラス | |||
プレミアムエコノミークラス | |||
ビジネスクラス | 32Kg以下 | ||
ファーストクラス | |||
ラグジュアリーファーストクラス |
※超過サイズ・重量については超過料金が科せられます。
サイズと重量に関しては、分かりました。!
ただ、個数に制限は無いんですか??
ここが注意!
「制限がない」=「お金を払えば何個でも積んでいいよ!」ということ。
実際に、“無料”の荷物を何個まで持ち込めるかは、航空券によって異なるから必ず確認しよう!
なるほど、そういうことなんですね!
これは僕が実際に予約した「東京-モントリオール」区間の荷物の内容!
預け荷物は2つ、手荷物は1つ!
サイズや重量に関しては、事前に規定があるものの、個数に関しては、予約時に確認することになります!
乗り継ぎ便の荷物について
乗り継ぎ便の荷物においては、「手荷物スルーチェックインサービス」というものがあり、
北京経由便(一部路線の上海(浦東)経由便)については、目的地によってですが、最終目的地まで荷物を運んでもらうことが可能。
以下、手荷物スルーチェックインサービスが受けられる地域
北米・中南米 | ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ヒューストン、ワシントン、ハワイ、モントリオール、バンクーバー、ニューアーク、ハバナ、サンパウロ、パナマ |
ヨーロッパ | フランクフルト、デュッセルドルフ、ミュンヘン、パリ、ローマ、ミラノ、ストックホルム、ジュネーブ、ロンドン、アテネ、チューリッヒ、モスクワ、マドリード、ブダペスト、ウィーン、バルセロナ、ワルシャワ、ミンスク、コペンハーゲン |
オセアニア | シドニー、メルボルン、ブリスベン、オークランド |
アジア及び太平洋地区 | 東京成田、東京羽田、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡、仙台、沖縄、シンガポール、ドバイ、デリー、ムンバイ、ウランバートル、クアラルンプール、マニラ、カラチ、イスラマバード、バンコク、プーケット、テーサチエンマイ、ホーチミン、ハノイ、アスタナ。 |
ココに記載がある地域以外に関しては、基本的に乗り継ぎの際に、一旦自分で荷物をピックアップして乗り継ぐことになります。
詳しいことは、公式HPをご確認ください。
荷物の規定オーバーの超過料金について
荷物の規定オーバーに関する超過料金については、中国国内線と国際線で超過料金の割合が変わります。
また、国際線の場合、出発地と目的地でも異なるので、注意が必要です。
参考までに、「東京→北京→モントリオール」の「エコノミークラス」で、
「26kg(3kgオーバー)」の超過料金は「75USD(約8000円)」でした。
超過料金を事前に計算していく人は少ないと思いますので、もし事前に超過料金の割合を知りたい人がいましたら、以下のリンクからご確認ください。
楽器の規定について
ギターやウクレレ、ジャンベなど、楽器を運びたいが場合があると思います。
しかし、公式HPの中に「楽器に関する規定」は見つけることができませんでした。
今回僕は、ギターを運びましたが「機内持ち込み」となりました。
詳しくは後述しています。
自分が体験した、エアチャイナ(中国国際航空)のリアルな荷物事情
実際の予約内容と僕が持参した荷物
僕が今回利用した便の予約内容と荷物の規定が以下の通り。
区間 | 「東京」→「北京」(乗り継ぎ19時間で入国)→「モントリオール」 |
座席クラス | エコノミー |
荷物の規定内容 | 受託手荷物 23kg 2個 機内持ち込み手荷物 5kg 1個 |
実際に運んだ荷物 ※以下詳しく記載 | 受託手荷物 21kg 1個 機内持ち込み 7kg 2個 |
実際に僕が持参した具体的な荷物の内容はいかの通り
受託荷物 スーツケース 21kg | 機内持ち込み リュックサック 7kg | 機内持ち込み? ギター 7kg | |
日本出国時 | 〇 | 柔軟な対応 | サイズ当要確認 |
北京入国時 | 〇 | 〇 | |
北京出国時 | 中身確認 | ||
モントリオール入国時 | 〇 |
※「〇」は問題なく通過、記載があるところは、上層部に確認後、許可が下りる。
乗り継ぎ便かつトランジット入国でも、スーツケースは最終目的地まで
僕が持参したスーツケースがこちら。
3辺合計が「158cm以下」、荷物を詰めて重量は「21kg」
間違いなく規定クリアです。
成田のチェックインカウンターで、最終目的地まで運んで頂くようにお願いしました。
北京でトランジット入国の予定ですが、モントリオール(最終目的地)まで、運んでいただけますか?
はい、承知しました。
その結果、成田で荷物を預けて、最終目的地のモントリオールで無事にピックアップすることができました。!
特に中身を紛失することも、外傷を追うこともありませんでした。
僕のスーツケースは、時間がなかったのでイオンで6000円ほどで購入しました。
アマゾンなどでは、同じほどの金額でもう少し良いものが購入できると思います。
以下アマゾンのベストセラー商品(☆4.4/1000以上口コミ)
「重量オーバーした機内持ち込み荷物」はチェックは厳しい??
機内持ち込みに実際に持ち込んだリュック。
機内持ち込み手荷物の規定重量は「5kg」まで、ということでしたが、計測したところ、「約7kg」ありました。
7kgなのでオーバーですが、スーツケースのほうが21kgなので、リュックの2kg分は、そのままで結構です。
チェックインカウンターの人も忙しかったためか、すんなりと通してくれました。
エアチャイナ(中国国際航空)「ギター」は機内持ち込みできる?
一番の大きな問題はこちら。
「ギター」です。
「楽器は機内持ち込み」という、嘘か真実かわからない噂がありますが、チェックインカウンターでこんな会話になりました。
そちらは楽器ですか?
はい。ギターです。預け荷物ですか?
それとも機内持ち込みですか?
少々お待ちください、サイズを測りますね….
縦・横・奥行きのサイズを測る。
ちょっと上の者に確認いたしますね。
はい、分かりました。
~15分後~
お待たせ致しました。
こちら「機内持ち込みで問題ない」ということでしたので、機内のほうへお持ちください。
機内頭上の棚に入らない場合は、添乗員にお申し付けください。
分かりました。ありがとうございます。
ということで、機内持ち込みになりました。
気になるのは、サイズが3辺で「144cm」、重量が「7kg」あったということです。
機内持ち込みの規定を、両者共に超えていますが、了承を得ました。
おそらくですが、考えられるの理由としては、
- ビジネスクラスの機内持ち込みは8kgまで大丈夫なので、7kgであれば問題ない
- 預け荷物が1つしかないので、機内持ち込み手荷物が2つでも多めに見られた
といったところでしょうか。
とにかく、預け荷物としても覚悟していたので、機内持ち込みにしていただいて、助かりました。
中国では、ギターの中身を確認された
日本のは無事に出国し、中国も無事に入国しました。
しかし、中国出国時に中身を確認されました。
なぜかというと…
このカバーのポケットに「お米を4kg」入れていたため。w
実は日本からカナダへ行くのに、日本米を少し持っていきたかったのですが、このギターケースにしか入らなかったので、入れていました。
中国での荷物検査の様子がこちら。
What is this.
This is Rice
huh~, Ok.
一瞬で検査は終了しました。
こちらのギター、今まで4回、国際線に乗っています。
毎回審査の対象になりますが、毎回、機内持ち込みとして扱っていただいております。
非常にありがたいお話です。
ちなみに使用しているギターケースは以下のものです。
エアチャイナ(中国国際航空)の荷物規定は、事前にご確認を!
以上、エアチャイナ(中国国際航空)の荷物規定についてのまとめです。
また、実体験をもとに実際の航空会社の対応もご紹介しました。
※僕の実体験は、その内容を保証するものではないので、ご了承ください。
事前にしっかりと規定を読み、その規定通りに行動するのが、一番確かな方法です。
荷物にトラブルが無く、快適に空の旅を楽しめることを祈っております!
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